LINE訴訟の短いアップデートです。2026年5月の被告準備書面に対する反論の準備書面を提出しました。

主張は2点です。

1点目は、LINE社にサービス提供義務があること。LINE社は、利用規約は利用を「許諾」するだけで、サービスの提供を義務付けるものではないと主張しています。しかし規約上、「コンテンツ」はサービスを通じてのみアクセスできるものと定義され、その利用権がユーザーに付与されています。サービスが提供されなければ、この利用権は空論化してしまいます。利用権を付与する以上、実際にアクセスできる状態を提供する義務があるはずです。

2点目は、「異常な接続」など存在しないこと。LINE社自身の定義によれば、「異常な接続」とは公式の手段によらない接続であって、攻撃や不正操作を目的とするものを指します。私はどちらにも当てはまりません。使っていたのは、Google Playから入れたAndroid公式アプリ、Linuxノートパソコン上のChrome拡張機能版LINE、そして3年以上前にVirtualBox上のWindowsで使っていた公式アプリだけです。なお、Chrome拡張機能版LINEは当時LINE社が公式に提供していたものですが、現在は提供終了しており、今ではブラウザからLINEを使う方法自体がありません。LINE以外に入れていた拡張機能は広告ブロッカーだけ。スクリプトも自動化ツールもAPI呼び出しもVPNもプロキシも使っていません。アカウントが乗っ取られた形跡もありません。

LinuxやVMを使っていたこと、海外からアクセスしたこと(利用停止前の2年間に、フランスと中国への短期旅行が1回ずつ)が、ログ上「普通と違う」ように見えた可能性はあります。しかし、どれも規約違反ではないし、ユーザーが旅行するのは当たり前のことです。

次回期日は2026年6月17日です。


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